ペン字教室か通信講座か…どっちが私に合っているんだろう?
汚い字を治すためにボールペン字講座を受講する人が年々増えています。
思い切って受講しようとしても様々な講座があってどれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。
ボールペン字講座を選ぶときにまず最初に決めることは通信制のボールペン字講座か通学制のボールペン字教室のどちらにするかです。
ボールペン字ってユーキャンのCMで通信講座のほうがイメージが強いよね
通学制ボールペン字講座とペン字教室の違い
通信制と教室でどのような違いがあるのでしょうか?
今回は大手のKUMON(くもん)のペン字教室とユーキャンのボールペン字講座で比較してみました。
受講にかかる費用
6カ月の受講とします。
KUMON
- 入会金 3500円
- 4320円×6=25920円
- 交通費5400円(1回の交通費200円で計算)
KUMON総額34820円
ユーキャン
- 1980円×16回(分割払い)=31680円
ユーキャン総額31680円
入学金を含めた受講費用はほとんど変わりませんが、交通費などを含めると料金的には通信講座のほうがややお得となっています。
学習にかかる時間
学習にかかる時間も考えてみましょう。
- KUMON…週1の教室(1教室30〜40分)+宿題+移動時間
- ユーキャン…一日20分(添削あり)
実際に字を書く時間は大差ないのですが教室の場合、移動時間がかかってきます。
会社帰りに寄れる場所などならいいのですが、車で30分などになると週1で通うとなると億劫になってしまいますよね(30分の教室の為に往復で1時間の移動ですもんね)
通信制ボールペン字講座とペン字教室のメリットデメリット
費用や学習時間には大きな差はないので、通信と教室のメリットデメリットを上げてみました。
ペン字教室のメリット
先生に見られることでやらなければいけないという気持ちになる
ペン字教室の一番のメリットは自分の学習を先生に管理、チェックされるということです。
小中学生の子供であればこの管理、チェックされるというのは大きなメリットになります。
また教室で指導してもらうことによって親が教える負担も減ってきます。
大人の場合は先生と相性が良ければ良いのですが、あまり気の合わない先生だとちょっと辛いかもしれませんね。
ペン字教室のデメリット
移動時間がもったいない
学生だと問題はないのですが、時間のないサラリーマンや主婦だと毎週決まった曜日の決まった時間に通うのはなかなか大変です。
大人になってくると「この通学にかかっている時間をペン字の練習に回したほうがいいんじゃないか?」と疑問を持ったりもします。
通うことが面倒になる
スポーツジムなどでもありがちなことなのですが、運動すること自体は嫌いじゃないけど、定期的に通うのが面倒になっていかなくなる人って結構います。
通うのってなぜか途中でめんどくさくなってしまいます。面倒になり一度サボってしまえばあとはサボり続けてしまうのが人間の性です。
集中できないかも
教室によっては大人と子供が一緒に受けるところもあります。
子供と一緒だと騒がしかったり、字を見られるのが恥ずかしいかったりして集中できないこともあります。
通信制ボールペン字講座のメリット
自分のペースで進められる
誰からも管理されず自分のペースで教材を進めていけるのが最大のメリットです。
早く上手くなりたい人であればどんどんテキストを進めて1カ月で終わらせてもいいですし、毎日時間を取る事が難しいのであれば6カ月分の教材を1年かけてのんびり取り組むこともできます。
無駄な時間を使わなくて済む
ユーキャンであればテキストを開いて20分書くだけで終わりです。
無駄な移動時間やコミュニケーションを取る必要がありません。
通信制ボールペン字講座のデメリット
サボっても問題ない
ペン字教室の場合、先生もいるのでサボり辛いのですが、通信制講座の場合サボっても問題ありません。
マイペースで進められるとも考えられますが、自己管理が苦手な人にとってはデメリットとなってきます。
通信制にも教室にもどっちも良いところと悪いところがあるんだね
結局どっちを選んだらいいの?
ペン字教室を選んだ方が良い人
- 高校生以下の子供
- 自己管理がまったくできない人
通信制のボールペン字講座のほうが良い人
- サラリーマンや主婦、大人
- 定期的に通うのが難しい人
- 田舎で近くに教室がない人
- マイペースにやりたい人
子供ならペン字教室、大人なら通信制のボールペン字講座を選んでおくのが無難ですね。
ペン字教室でもボールペン字講座でも同じように字は上達しますので、自分のライフスタイルにあった無理のない方を選んでいきましょう。