字をきれいに書く練習方法ってどんな方法があるの?
普段で使う文字…特に仕事や就活などで使う「ボールペン字」はきれいになりたいですよね。
字をきれいに書くための練習ってどうやったらいいのかわからない人も多いと思いますので今回は、
- 独学
- 市販のテキスト
- 通信制ボールペン字講座
- 通学制ボールペン字教室
この4つの練習方法についてまとめてみました。
独学でボールペン字をきれいに書く練習
字をきれいに書く練習を独学でする場合、まず必要となってくるのはきれいなお手本です。
字がきれいな人にお手本を書いてもらうという方法もあるのですが、お金を払わずにそこまで面倒をみてくれる人はいないですよね。
なので独学で学ぶ場合は、
- ネットでフリーの練習教材を探す
- 印刷する(数十枚)
- それをお手本にして移し書き、模写を繰り返す
という流れになってきます。
ただし、印刷代、インク代はかかってくるので完全に無料ではない上に、印刷の手間がかなり大変です。
個人的にはまったくおススメできない練習方法です。
ボールペン字練習の一番の挫折ポイントは「途中で面倒くさくなって放置してしまう」というところです。
練習自体が面倒なのにさらに用紙を買って印刷して…なんて面倒なことをしていると高確率で挫折してしまいます。
ネット上のフリーの練習教材ってパソコンが使えれば数分程度で作れるようなレベルです。
フリーの練習教材を使うくらいなら、自分で教材を作った方が効果的にボールペン字を学べます。
どれだけ面倒さをなくせるかもボールペン字を学ぶときには大切だってことだね
スマホアプリで学ぶ
アンドロイドアプリを探してみると字をきれいにかくアプリというものがありました。
試しにインストールしてみましたが…画面いっぱいに文字がひとつでてきてそれを指でなぞるというものでした。
なぞって書いた字を見ると…全然使えません、普段の字よりガタガタで汚い字が書けました(笑)
任天堂の3DSなどで字を書いたことがある人なんかはよくわかると思うのですが、タッチパネルにきれいな字を書くのはやはり無理でした。
タッチパネルの反応の関係などもあり、スマホやタブレットでボールペン字の練習をするのは現代の技術では難しいですね。
スマホやタブレットで字の練習はまだまだ先の話しだね〜将来に期待しよう!
市販のテキストを使い、汚い字を直す
市販のテキストを買って、テキストに沿ってボールペン字の練習をする方法もあります。
お手軽さなどを考えると市販のテキストで練習するのもアリですが、デメリットもあります。
最もよく使う自分の名前の練習できない
市販のテキストでは通信ボールペン字講座と違い自分の名前や住所など、一番頻繁に使う自分の名前の練習ができません。
シンプルなよくある漢字の名前、例えば「田中進」さんのような名前であれば、市販のテキストでも自分の名前の文字を練習できます。
ですが、自分の名前がテキストに載っていない漢字だと市販の教材では練習することができません。
自分の名前は絶対練習したい…アルパカなら全部カタカナだし市販のテキストでも問題ないか…
1冊だけでは学習量が足りない
1冊のテキストだけでは、自然と綺麗な字をかけるようになるほどの練習量がありません。
ですので1冊目のテキストが終わったら2冊目のテキストを購入する必要があります。
別のテキストを購入すると内容が重複していたり、書体が違ったりしてあまり効率の良いボールペン字学習ができません。
1冊目とまったく同じテキストをもう一冊(1冊というより自然ときれいな字が書けるようになるまで何冊も)購入して、もう一度やるのが一番効率が良いです。
ただ、一度やりきったテキストをもう一度こなすのは、本当にしんどくて大半の人は挫折します。
添削がされない&モチベーションの維持が難しい
市販のテキストだと添削サービス(先生による指導)が付いていません。
スポーツと同じなのですが、ひたすら独学で練習するより、
- 練習する
- コーチからのアドバイス
- アドバイスを参考に練習する
こんな風にその道のプロからアドバイスを受けた方が効率的に上達することができます。
効率的に上達ができるということは、
- 一定レベルの字が書けるようになるまでの学習時間が減る
- 独学よりも楽に上達する
ということです。
効率的に学習できればボールペン字学習の一番の天敵である「モチベーションが下がり挫折する」確率が大きく下がってきます。
ちょっとモチベーションが下がった時でも添削があれば「やらなきゃいけない」という気持ちが生まれ、挫折を回避できるなんてケースもあります。
通信講座を使い、ボールペン字をしっかり学ぶ
ユーキャンやたのまな、日ペンの美子ちゃんのような通信制のボールペン字講座で練習する方法もあります。
学習期間は一日20分前後を6カ月とボールペン字が身に着くには十分な学習量で、自分の名前や住所のお手本を作ってくれたり添削もしてくれます。
本気で汚い字を直したいという人は、通信ボールペン字講座を受講するのが個人的には一番おススメです。
市販のテキストと違い6カ月で1つのカリキュラムとなっているので、同じテキストを何度も繰り返す苦痛がありません。
この程度の学習量をこなせば、他人に見られても恥ずかしくない程度の字が自然と書けるようになります。
テキストを一通りこなせば、結構上達するってことだね!
一度きれいな字の書き方が身に付いたら学習をやめてしまっても継続してきれいな字を書き続けることができるようになります。
「6カ月間だけ、人生で1度だけ」しっかりとボールペン字の練習に取り組むのは、長い目でみると実は効率が良いのです。
ただ、通信制ボールペン字講座にもデメリットもあります。
月5000円程度の出費は見ておいた方が良い
ユーキャンやたのまな、日ペンなどの定番のボールペン字講座の受講料は半年で3万円前後となっています。
1カ月あたり約5000円とちょっとした習い事を1つする程度には費用がかかってしまいます。
ですが何年も払い続けるわけではなく、6カ月間で修了しますので、それ以上の金額がかかることはありません。
5000円×6カ月はちょっと私にはきついな…という人であれば無理をせず市販のテキストなどで練習しましょう
市販のテキストなら月に1冊購入だとしても1500円×6カ月で済みますしね。
5000円を半年程度ならそれほど気になる金額じゃないな〜という人であれば市販のテキストよりも通信制ボールペン字講座を選んだ方が効率的にボールペン字学習に取り組むことができます。
6カ月間だけ月5000円なら僕にもなんとか払えそうだな
通学制のボールペン字教室は?
習字教室やボールペン字教室(ボールペン字教室自体あまり見かけませんが)などで字を学ぶ方法もありますが、あまりお勧めはできません。
ボールペン字の学習は基本的に短い時間(一日20分程度)を毎日コツコツ練習して、自分の手にきれいな字の書き方を覚えさせることが大切です。
週1の教室で学ぼうとすると、一定レベルに達するまでにかなりの期間がかかってしまいます。
期間がかかるということはその分お金もたくさんかかりますし、途中で挫折する可能性も高くなってしまいます。
もっと言ってしまえば教室まで行く移動時間がもったいないです(通信制であればその移動時間の間に1〜2日分の学習ができますし)
私の知り合いが一時期ボールペン字教室に通っていたらしいのですが、小学生が多くストレスが溜まり途中でやめたなんて話をしていました。
ボールペン字の練習は他の習い事と違い、先生とマンツーマンでする必要はないので、教室などで習うよりは自宅で学習するほうが向いています。
どの方法で練習しても字はきれいになりますが、大切なことが一つあります
どの練習方法を取っても汚い字を直すことは十分可能です。
汚い字を直す為に必要なことは、
- きれいな字の書き方を知る
- きれいな字を真似て書く
- 何度も繰り返し練習をする
- 手が自然と綺麗な字の書き方を覚える
- 意識せずにきれいな字が書けるようになる
この基本さえ押さえておけば、練習方法って実はなんでもいいのです。
「そうなんだ〜簡単そう」って思ったかもしれませんが、実はその通りで字がきれいになる(人並み程度)のはとっても簡単なのです。
ボールペン字の練習自体は非常に簡単なのですが、それを継続して行うことがとても大変なのです。
退屈で、好きでもないことを継続して練習するのってなかなか難しくボールペン字の練習を始めたけど挫折したなんて人もたくさんいます。
なのでなるべく挫折しにくい方法を選ぶことが大切なのです。
私が独学でもなく、市販のテキストでもなく、通信制ボールペン字講座をおすすめする最大の理由がこの挫折しにくい方法だからなのです。
- 6カ月というゴールが決まっている(一気に進めて2カ月で終わらせてもOK)
- 添削という「やらなきゃいけない」という程よいプレッシャーを感じる
- 月5000円というお金がかかり、元を取らなきゃという気持ちが生まれる
- 一日当たりの学習時間が短い
- 無駄が少なく、効率的に練習できる
最初の数カ月はやればやるだけ上手くなりますので、とにかく挫折しない方法を選んでいきましょう。
通信制ボールペン字講座の場合、モチベーションが高い最初のうちに一気に終わらせてしまうというのも挫折しない為の一つの手かもしれませんね。
僕には通信制のボールペン字講座があっていそうかな
字をきれいに書きたいという気持ちが高まっているのなら、今のうちになるべく早くボールペン字の練習を始めましょう。
モチベーションが高いうちに始めてしまうのも、字の練習で挫折しない為には大切です。