AIの発達によって文字を書かない時代はくるのか?
AIの発達で人間の仕事がなくなる…そんなことが言われる時代になってきましたね。
機械やロボットに人間と同じことができれば、その仕事は人間がする必要もなくなってしまいますもんね。
今回は私のサイトらしく、「このまま科学が進歩すると字は書かなくなる時代は来るのか?」ということについて考えてみました。
そんな時代がくるのなら、字の練習しなくてもいい気がしてきた
科学が進化すると文字は書かなくなる?
100年以上前は文字を残すときは全て手書きで字を書いていました。
数十年前に版画、印刷の技術が一気に進み、本や新聞など誰でも気軽に手に入れることができるようになりました。
21世紀になってからはワープロ、パソコンも一般家庭に普及し、家庭用プリンターで誰でも簡単に印刷物をつくるようになりました。
今まで手書きが当たり前だった年賀状も、多くの人がパソコンで印刷するようになりましたね。
それまでは毎年年賀状書きが大変だったもんね
2000年を超えた辺りからはインターネットの普及が進み、メールやSNS、クラウドサービスなどのお陰で「もはや印刷すら不要では?」と思うくらい科学は発展してきました。
このままあと数十年経てばもう人が字を書くこともなくなるのでは?なんて思う人もいるかもしれませんが、私はそうは感じません。
少なくとも私が生きている間…あと100年は今と同じように字を書き続けることのなると私は考えています。
音声認識ソフトの進歩が遅い
音声認識ソフトとは私たちが話した言葉をパソコンが読み取って文字にする機能です。
- アンドロイドのOKグーグル
- アイフォンのsiri
有名な音声認識と言えばこの2つを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
音声認識ソフトは年々精度は上がってきています…一昔前と比べるとその認識度はとんでもなく精度が高くなっています。
OKグーグルは僕もよく使うよ
私も文章を書く機会が多いので、時々使うのですが…まだまだ実用的と言えるレベルに達していません。
言葉ってどうしても人によって癖がありますからね。
- 声のトーン
- 活舌
- 話し方の癖
- 文脈が人によって違う
パソコンって表計算のような決まった作業をするのは得意なのですが、人によるこういった変化や違いを認識する(応用力)のは苦手なのです。
この先も科学が進歩し精度は徐々に上がっていくとは思いますが、人の話癖がある以上100%になるのはずっとずっと先の未来になるのではないでしょうか?
いくら100%に近づいたとしても時々間違えるのではビジネスでは実用が難しいのです。
だって電卓で100回計算して98回しか正解がはじき出されなかったら…誰も電卓なんて使いませんよね?
タブレット端末でも結局最後は直筆の署名
最近自動車保険を切り替えたのですが、契約時の時の説明はタブレット端末で行われました。
書類でもらっても…結局読まずに捨てちゃうもんね
保険屋の営業さんがタブレットに沿って説明していき、理解したならチェックボタンをタップ。
「書面じゃなくタブレット端末で契約できるなんて、時代も変わったな」なんて思っていたのですが、説明が終わってから渡されたペンタブ。
なんだろうと思って受け取ると「ここに署名をお願いします」と直筆の署名をしました。
液晶上に書くので「これ…私の字って言えるの?」というくらいガッタガタの字になってしまいました…相変わらずタブレット端末に字を書くのは苦手です(笑)
やはりタブレットでポチポチするだけで契約完了という訳にはいかず、直筆のサインが必要なようですね。
ネットやタブレット端末での契約が発展したといっても、自分で名前を書くという行為は今の日本ではまだまだ重要なようですね。
ちょっとしたことなら書く方が早くて楽
- 地図なら地図アプリ
- メモはスマホのメモ帳
- 連絡は電話でなくメールやライン
私もかなりスマホやパソコンを使うタイプの人間ですが、それでも手書きをすることもたくさんあります。
だって、ちょっとしたことなら手書きのほうが早くて簡単に相手に伝えることができますし。
仕事での簡単な図解入りの説明も、机にあるメモ帳に1分くらいでパパっと書いて渡して終わりです。
わざわざ専用ソフトを開いてパソコンで作成して、さらにそれを印刷してメール…こんなことしていたら30分くらいかかりそうです。。。
僕ならパソコンの前で3時間はかけて仕事してるふりするけどね!
表計算なんかは圧倒的にパソコンのほうが早くて正確なので、そういった作業は100%パソコンで行います。
パソコンを使った方が早い場合はパソコンで、手書きの方が早い場合は手書きで…大半の社会人はこんな感じで使い分けていると思います。
全てをパソコンで完結させようとすると、今の技術では生産性が大きく下がってしまいそうです。
手書きって仕事をする上ではやはりかかせないものなのです。
2018年の現時点でも字を書くことはたくさんある
ごく普通の社会人の私ですが、なんやかんやで毎日けっこうな文字数を手書きしています。
パソコンが開発されてから数十年経ちますが、まだまだ全てコンピューター上で全て完結…なんてことにはなっていません。
家庭用プリンターの普及で一時手書きする量は大きく減ったのですが、それ以降はそれほど大きな減少はない感じです。
徐々には減ってきている気もしますが、体感できないレベルです。
字を書かない時代は生きている間にはこない
「まったく手書きしなくてもよくなる」もしもそんな時代が来るとすれば、科学の進歩ではなく社会の仕組みの自体が変わる…そちらの方が可能性が高いと思います。
字を書かない時代は少なくとも私が生きている間は来ないでしょうね。
やっぱり字の練習をするしかないのか…
数百年後にもしかしたらそんな時代が来ているかもしれませんが、今は字と共に生きていくしかなのです。