社会人になったし子供っぽい字を直したい!
学生の頃であれば「子供っぽい字」でも気にはならなかったけど、社会人になって子供のような字を書くのはちょっと恥ずかしいですよね。
バリバリ仕事ができるビジネスマンでも子供のようなかわいらしい字を書いていると、
- 「…尊敬していたのにイメージが崩れちゃった」
- 「この人と契約して大丈夫かな?」
なんて思われることもあるので注意が必要です。
字がきれいだとモテる?美文字だと間違いなく好感度が上がります
なので今回は子供っぽい字を大人っぽい字に見せるための3つのポイントをピックアップしてみました。
角を丸くかかない、丸文字をやめる
子供っぽい字の定番と言えば「丸文字」です。大人になっても丸文字で字を書く人は非常に多いですね。
丸文字や癖字だと字が汚いのを誤魔化せることもありますが、それが有効に使えるのは学生の内だけです。
私自身、新卒で入った会社で「下手でもいいからビジネス文書を丸文字で書くのはやめなさい」と年配の総務部長に何度も注意された経験があります。
丸文字って社会人が使う字ではないと考えている人も中にはいます。
漢字の角はしっかりと止めて、「丸くせず、カクッと」させましょう。
またひらがなも丸くなりすぎないように書きましょう。
横線が真っすぐ過ぎる、6°右上がりに
文字の横線を書くときにやや右上がりに書くと大人っぽい字に見えます。
横線の角度の目安としては右上がり6°です。
あまりに角度をつけすぎると「この人右上がり意識しすぎ!!」となってしまいますので、水平ではなくやや右上がりに書くのを意識しましょう。
ただし、横線の右上がりだけだと字のバランスが悪くなってしまいます。
右上がりで書いた場合には、右下に重点をおくことも大切です。
例えば「角」という字であれば右下のハネをやや強調して書くと字のバランスが取れてきます。
はね、はらいをきっちりつけ、メリハリをつける
丸文字で書く人ははねやはらいをつけない人が非常に多いです。
はねやはらいをきっちり書くだけで見違えるほど大人っぽい字になることもあります。
ただはねはらいをあまり意識しすぎると字のバランスが崩れすぎますので、右下のはねやはらいは強調して、その他の部位のはね、はらいはほどほどに書くとある程度バランスが取りやすくなってきます。
大人っぽい字=字が上手くなるわけではない
上記の3つポイントを押さえておけば、子供っぽい字が大人っぽい字になっていきます。
またこのポイントは字をきれいに書くためのポイントでもあるのでぜひ試してみてください。
ですが、このポイントを押さえて字を書いたとしても根本的に字が上手くなるわけではありません。付け焼刃程度の効果しかありません。
汚い子供の字がそれほど上手くない大人の字になる程度にしか変わってきません(もちろん個人差はありますが)
きれいなお手本を真似て、何度か反復練習をしなければベースとなる字自体は上手くなりません。
本気でそれなりにきれいな大人っぽい字を書きたいのであれば、ペン字学習が必要です。
もしも時間や費用に余裕があるのであれば通信制のボールペン字講座などを受講し、きれいな大人の字を目指してみるのもいいのではないでしょうか。