コツを掴めばボールペン字は上手くなります
字が上手くなりたいとボールペン字を書くコツを調べていると
- 字に傾きをつける(右上がり6°)
- 右下に重心を置く
- 正しい姿勢で字を書く
- ハネ、ハライをしっかり書く
こんな感じのコツが書かれていますよね。
きれいな字を書く練習ってよくあるけど短期間で効果がでやすいものってあるの?
もちろんそういったテクニック的にコツも大切ではありますが、最も大切なコツはそれらではないのです。
わかった!練習をコツコツ頑張る事だね!
いつも通りキレが悪いね、アルパカ君
ボールペン字が上手くなる為に一番大切なコツ
ボールペン字が上手くなるために一番大切なコツは「字のバランスを取る」ということです。
右上がり6°に書いたり、重心の置く場所を変えたりするのは全てバランスの良い字にするためのテクニックなのです。
細かいテクニックばかりに目がいってしまい、一番大切な字のバランスを取るということを怠ってしまうとなかなかきれいな字が書けるようにはなりません。
それに字のバランスが取れれば、自然とテクニックも身についていきます。
コツコツバランスを取ることが大切なんだね
まだ引っ張るんだ…コツコツネタ…そんなに上手くないよ!
字だとわかりにくいですが、絵だとわかりやすいかも
絵が上手い人ってどんな絵でもスラスラ〜っと上手に書けますよね。
逆に絵が苦手な人だと一生懸命書いてもどんな絵でも下手な絵しかかけませんよね。
絵が上手な人と下手な人の一番の違いって絵のバランスが取れていないことが一番の原因なのです。
絵が苦手な人が細かいテクニックを身に着けたとしても、全体のバランスが取れていないので変な癖のついたバランスの汚い絵になってしまいます。
ファッションに例えるともっとわかりやすいかも
ファッションに例えるとものすごくわかりやすいかもしれませんね。
オシャレな人は、色や小物のバランスのとり方を知っているのでユニクロやしまむらの服でもオシャレに着こなすことができます。
逆にファッションセンスのない人がブランド物の高級な腕時計と靴だけ身に着けていても、全体のバランスが取れていないのでダサいですよね。
美的感覚が重要なものをきれいに見せるのって、バランスを取ることが一番大切な要素なのです。
字のテクニックだけ磨くと癖字になってしまう
ボールペン字の練習で失敗しやすいのが、右下重点法などのテクニックを強調しすぎて逆に癖の強すぎる字になってしまうというケースです。
字がきれいに見えるテクニックだけを取り入れて字の練習を始めると、結構な確率で癖字になってしまいます。
テクニックだけ強調された癖字って「なんか字をきれいに書こうと頑張ってるのはわかるんだけど…」といったちょっとイタイ感じの字になってしまいがちなので注意が必要です。
字のバランスを身に着けるコツは?
バランスの良い字を身に着けるコツはきれいなバランスのとれたお手本を真似ることです。
きれいなお手本を横に置いて真似して書くのも良いのですが、慣れるまでは写し書きなどをすると早く上達することができます。
- 移し書きを何度かする
- 慣れてきたらお手本を横に置いて真似て書く
- 真似できるようになったら、お手本を見ずに書く
- 書いた字をお手本と見比べてどの部分が違うか見比べる
このステップを繰り返すことで、みるみるボールペン字が上手くなっていきます(ボールペン字講座などの学習方法と同じです)
バランスのとれた字=きれいな美文字ってことだよ
こうやって字のバランスが取れるようになれば自然と右下重点法などのテクニックも身についてきます。
バランスをとるコツを掴めば字はきれいに見えます
字のバランスを取るコツさえつかめば、細かいテクニックはなくても人並み程度のきれいな字を書くことはできます。
逆にテクニックばかり覚えても、文字のバランスが取れなければきれいな字を書けるようにはなりません。
もしも真剣に字を上手くなりたいのであれば、きれいなお手本を用意してバランスのとれた字を書く練習をしてみることをおススメします。