ペン習字講座を始めたけど続かない、挫折したという口コミをよく目にしますよね
ユーキャンのボールペン字講座の評判をネットで調べるとこんな感じの口コミが多いですよね。
- 1カ月以内の早い段階で効果を実感できた
- 挫折した、続かなかった
- 字が汚い人にとっては効果抜群、受けてよかった
- 元々字がきれいだったのであまり効果を感じられなかった
挫折した、続かなかったなんて人も少なくありません。
今までの総受講者数は200万人以上なので挫折した人もそれなりにいるでしょう。
ユーキャンが悪いという訳ではなく、学習を継続してできない性格の人が一定数いるということです。
私も何かを継続していくことは苦手でしたが、ある方法を使うようになってから100%物事を継続してできるようになりました。
何それ!どんな方法なの?
タイトルを99.7%にしているのは1000人に3人くらいはこの方法でも継続できない人もいるかも…という理由です。
それほど深い意味はありません。
せっかく思い切ってペン字講座を受講したのに続かなくて失敗した…挫折したなんてことにならないように、私がいつもしている「とある方法」を紹介しようと思います。
罰とご褒美を決める
- 挫折したら罰
- 最後まで続けられたらご褒美
「これってよくある定番の方法だよね?」、そう思われたかもしれませんね。
- ボールペン字講座を1カ月頑張ったら焼肉に行く
- 挫折したら来月のお小遣いを1万円減らす
- 最後まで続けれたら好きな服を買ってもらえる
こんな感じでできたらご褒美、できなかったら罰というルールを作って自制する人も多いです。
ただこの方法だと、
- 焼肉を食べられなくなるが日々の学習をやめられる
- お小遣いを減らされても、ちょっと我慢すればいいだけのこと
- 好きな服は欲しいけど続ける苦労と比べれば割に合わない
こういった考え方もできるのです。
ペン字講座を途中でやめたとしても大したデメリットにならないのです。
続けることの辛さと、やめたことによるデメリットを天秤にかけると…やめちゃおうかななんて思う人も少なくないのです。
罰とご褒美には多少の効果はありますが、それでも成功率や継続率をやや上げる程度にしかなりません。
私はこの罪とご褒美をもうちょと極端にした方法を使い、物事の継続率を100%にまで引き上げることに成功しました。
罰は大きければ大きいほど成功率が上がる
以前小さな会社に勤めていたのですが、その会社で使う資格を取ろうとしていました。
毎日1時間テキストを3カ月コツコツこなせば受かる資格なのですが、私の性格からして続かず、途中で挫折しそうな予感がしていました。
でも今までのように簡単に挫折したくないという思いがあったので、社長にこんな提案をしました。
「もしもテキストが受験日までに終わっていなかったら、夏のボーナスと冬のボーナスはいりませんので、みんなに分配してください」
社長は冗談だと思ったのでしょうか、笑いながら「いいよ〜」と言っていました。
私は本気だったので「もしも挫折したのにボーナスを渡されたら会社やめますから」と伝え、後日退職届を社長に預けようとしましたが、「挫折したら絶対にボーナスは渡さないから、退職届は引っ込めてくれ」と言われました。
これで私はテキストから逃げられなくなりました。
夏、冬合わせて70万円のお金(ボーナス)がかかっていることになりました。テキストを続けなければ70万円の損失です。
テキストは最後まで続けることができ、無事に資格にも合格することができました。
自分を背水の陣に追い込むってことだね…でもやりすぎじゃない?
もちろんボーナスももらうことができました。
私の性格上、罰がもしも1年分のボーナスではなく罰金1万円であれば挫折していたかもしれません。
ですが、1日1時間を3カ月と70万円を天秤にかけたとき、天秤はピクリとも動きませんでした。
どうかんがえても70万円のほうが圧倒的に大切です。
たかだか1日1時間の為に70万円を失いたくないという気持ちになりました。
挫折しそうになっても「今挫折したら70万円を失う」という気持ちになって根性で頑張ることができました。
禁煙も達成できました
禁煙をしようと決意したことがあります。
その時には禁煙が失敗したら「コツコツ貯めてきた全財産を使い、興味がまったくない車を買わなければならない」というルールを作ることにしました。
友人にに自動車のディーラーがいたので、車の契約書をつくってもらいました(日付は空欄で)。
私が今までコツコツためてきた貯金でぎりぎり足りるくらいの400万円の契約書です。
今日から1年間、もしも私がタバコを吸っているところを見かけたら、私の了承なしで即日契約を履行してください。とお願いしました。
友人は「私は契約取れてうれしいけど、ほんとにいいの?」といってきましたが、OKと強く念押ししました。
私は免許はありますが、車にはまったく興味がありません。
興味のない車を手に入れるために、今までためてきた貯金が全部なくなってしまったらと考えると、タバコなんて吸おうとも思えませんでした。
結果、1年間の禁煙成功しました。
耐えきれない罰を自分に、メリットは相手に
罰が大きければ大きいほど、その罰を受けたくないために頑張り、結果継続することができます。
ただし、その罰を誰かに必ず履行してもらえる環境をつくらなければなりません。
そのためには相手にメリット(もしくは相手が履行せざるを得ない状況)を与えなければなりません。
私の場合だと、
- 社長はボーナスを渡せば退職してしまう
- 営業マンは車の契約が取れる
といった状況をつくり、絶対に罰を実行してもらえるようにします。
ここがこの方法の一番のポイントですね。
もしも罰がこんなルールだとどうでしょうか?
- 彼氏と別れる
- 親に100万円上げる
こんなルールだと、
- 彼氏と別れる⇒ほんとに別れられる?
- 親に100万円上げる⇒親孝行だしまぁいいかとならない?親も本当に受け取る?
こんなことになり、罰が実行されない可能性がでてきます(それなりの自制効果はありそうですが、それでもまだ少し足りませんね)
私であれば「彼氏と別れる」というルールではなく「彼氏に浮気をしてもらうor浮気しても文句ひとつ言ってはいけない」という罰ににします。
それならば相手にメリットはありますし、履行できるルールとなります。
この方法を使う際の1つの注意点
この方法はペン字講座だけではなく、何にでも使うことができるルールです。
ですが、罰が極端に大きいので必ず少し頑張れば続けれる、必ずできる内容にしてください。
通信ペン字講座なら一日20分程度を半年間続けるだけなので、少し頑張ればできます。
禁煙も最初の1カ月を乗り越えれば、何とか続けていくことはできると思います。
- ペン字の練習を睡眠時間を削って毎日5時間する
- 超難関試験に合格する
- 1カ月で20キロのダイエットをする
上記のように継続するのがすごく大変な目標にはこの方法は向いていません。
大変な努力と大きい罰に挟まれて精神的、肉体的にまいってしまう可能性があります。
この方法は罰は受けないのが前提で行うのが基本です。
目標は無理せず可能な範囲にして、絶対に受けたくない大きな罰を用意しておくってことだね!
罰を絶対に受けないために頑張れるマインドをつくることが目的なので、頑張れば達成できる目標でないといけません。
ですので少しの努力ではどうにもならない、無理なことを目標にしないようにしましょう。