汚い字を直す為にボールペン字スクールに通おうと思っていませんか?
汚い字を直したくて、「ボールペン字スクールに通う」と考える人もいます。
- ペン字スクール
- ボールペン字教室
- 個人レッスン
もちろんこういったペン字スクールで、汚い字を直すのは可能です。
ただ汚い字を直すだけなら、わざわざ通学してペン字スクールに通う必要はありません。
通信制ボールペン字講座の方がお手軽ですし、メリットが多いと私は感じています。
こちら記事で書いたメリットやデメリットを抜いたとしても、まだボールペン字講座の方がメリットが大きいです。
- 汚い字を直すのはスクールに通うほどのものではない
- 練習量が段違い
- 授業料が高額
- 講師に不安がある
汚い字を直すだけなら、ペン字スクールに通うほどのものではない
汚い字を直したくてスクールに通うのは、かなりお金がもったいないです。
料理に例えるとわかりやすいかもしれませんね。
まったく料理が出来ない人がいきなり料理教室に通うのをどう思いますか?
- 包丁を握ったことがない
- ガスコンロの付け方も知らない
- 目玉焼きすら作れない
こんなレベルのまったく料理が出来ない人が一流の料理スクールに通って、料理を一から覚える。
普通に料理ができるようになりますが、コスパは最悪です。
包丁の握り方や目玉焼きの作り方のような基本的なことであれば、初心者向けの料理本で読めば十分学べます。
初心者向けの料理レシピ本でもカレーや肉じゃが、サラダなど人並み程度の料理はつくれるようになります。
レシピを見ながら毎日コツコツ晩御飯を作っていれば、十分美味しい料理が作れるようになるのです。
市販の本で十分ですし、初心者がいきなりプロに教わっても身につくことなんて、レシピ本に書いてあることとほとんど変わりません。
まったくの初心者が教室やスクールにプロに習いにいくというのはコスパがかなり悪いです。
自分のレベルにあった方法を選んだ方がコスパはいいよね
高いお金を払って教室やスクールで一流のプロに指導を受けるのは、自分自身がある程度のレベルになってからでOKです。
- 包丁や調理器具は使える
- 簡単な料理は作れる
- 揚げ物の油の温度など、基本的な知識はある
そのほうがより効率的にプロの技を覚えることができます。
字が汚い人と料理が下手な人は同じ
ボールペン字も同じで、字が汚い人がいきなりボールペン字スクールに通ったからといっていきなり字が上手くなるなんてことはありません。
市販のテキストに書いてあることと、同じことを先生に教えられるだけです。
週一のボールペン字スクールに通うより、通信ボールペン字講座などで毎日コツコツ学習していくほうが圧倒的に早く字がきれいになります。
料理も教室に週1回通うより、毎日レシピを見ながら晩御飯をつくったほうが上達は早いですよね。
それと一緒です。
練習量が段違い
スクールと通信講座を比べると、練習量が大きく違ってきます。
通信制ボールペン字講座の方が圧倒的に練習量が多いです。
練習量の目安
ボールペン字スクール | 週1回1時間 |
---|---|
通信ボールペン字講座 | 毎日20分 |
練習量が多いと聞くと「…えぇ、いっぱい書くのは大変だし練習量は少ない方がいいな」なんて思ってしまわれるかもしれません。
一杯練習するのは嫌だ…と感じるかもしれませんが、その分学習期間は短くて済みますし、早く汚い字を直すことができます。
字は練習時間が多ければ多いほど、早く上達するということを覚えておきましょう。
早く上手になる=学習期間も短くできる
一週間当たりの練習時間(分)
ボールペン字スクール | 60分(週一回) |
---|---|
通信ボールペン字講座 | 140分(一日20分×7日) |
一週間当たりの学習時間は通信制ボールペン字講座の方が2倍以上です。
スクールで汚い字を直すのに1年かかる場合、通信ボールペン字講座なら半年もかからず書けるようになります。
1回当たりの練習時間短くても、毎日字を書く方が早く字が上手くなるので、上達スピードはさらに上がります。
ボールペン字スクールに通えば「やったつもり」にはなるけど、計算すると実際に字を書いている時間はそんなに長くないんだなぁー
毎日書くことによって、自然と手がきれいな字の書き方を覚えていくんですよね。
週一のスクールだと、せっかく覚えたことも1週間すれば結構忘れてまたゼロからの学習となってしまう事も多いのです。
時間がないからスクールで学びたい?
毎日練習する時間がないから、週1回ボールペン字スクールを選ぶ人という人もいます。
時間がない人ほど、スクールよりも自宅学習のほうが効率的に学習できます。
- 着替える(メイクする)
- 電車や車でスクールに向かう
- 始まるまで待つ
- 授業を受ける
- 終わったら家に帰る
スクールで学ぶ場合は授業時間以外にもかなり時間が取られます。
スクールに通うのであれば、移動時間などを含め1回当たり2時間以上はかかると思っておきましょう。
自宅で学べる通信講座の場合は、1日20分程度なのでスキマ時間を使って、ササっと学習することができます。
- カレーを煮込んでいる隙に
- 仕事の昼休み
- 旦那の帰りを待つちょっとした空き時間
- 洗濯している間
- テレビを見ながら
こんな風にスキマ時間を使うと、ほとんど時間を取られずにボールペン字の練習をすることができます。
移動などに時間を取られないので、時間がない人にとっては通信制のほうがおススメです。
通信講座ならスクールと違い、
- 忙しい日は次の日にまとめてやる
- 疲れているときには自由に休める
- 決められた日、決められた時間に通ったりしなくていい
こんな感じで自分のペースで学習することができるのも大きなメリットです。
自分の生活スタイルから、どっちが自分に合っているのか考えてみよう
スクールは授業料が高額
ボールペン字スクールに通うとなると、それなりにお金がかかってきます。
ボールペン字教室の多い、東京のスクールを見てみましょう。
東京のボールペン字スクールってどのくらいお金がかかる?
グーグル検索「東京 ボールペン字スクール」で表示された3社の料金は下記の通りです(料金をなるべく偏らせない為に、検索1ページ目の上位3社を選びました)
グーグル1ページ目のスクールなので一般的な知名度のあるスクールの料金です。
東京書芸学園
- 入学金3000円+授業料58100円(6カ月)+テキスト代5000円
- 月3回の授業なので1回当たり約3000円
maimoij(マイモジ)
- 1レッスン 5000円
サイタ
- 1時間3700円〜4900円(マンツーマンレッスン)+会場費など
ボールペン字スクールだと1回当たり(1時間)3000円〜5000円程度かかってきます。
週一でスクールに通うとすると1カ月で1万円〜2万円くらいの出費となってしまいます。
私のような田舎の一般人にはちょっとお高い…というか手がでる金額ではないです(笑)
料金を調べていてセレブ向けのボールペン字スクールかと思いましたが、この位の金額のスクールが大半でした。
東京のような都市部だと、田舎よりも家賃や講師の給料が高いので、スクールの平均授業料も割高です。
通信制ボールペン字講座であれば1カ月当たり5000円前後の出費で済みます。
通信制ボールペン字講座の費用(1カ月当たり)
- ユーキャン 5166円
- たのまな 4750円
- 日ペンの美子ちゃん 4816円
スクール1回分の金額で、通信講座なら1カ月学ぶことができるのです。
通信ボールペン字講座なら一流の講師による添削もしてもらますし、スクールで学ぶのとそんなに変わりません。
このくらいの金額なら、ちょっと頑張れば一般人の私でも払うことができました(お財布は痛かったですが)
もっと詳しくはこちらも参考にしてください→2019年版!ボールペン字講座おすすめランキング
講師に不安がある
スクールのメリットである「講師と向かい合った指導」というのはデメリットにもなり得ます。
- 性格が合わない
- 講師のレベルが低い
- 見た目が生理的に無理
先生が怖かったり、性格が合わなかったりするとスクールに行きたくなくなりそうだ
先生と性格が合わない、厳しすぎる先生
すごく相性の良い先生ならいいのですが、担当になった先生と話しが合わなかったり、すごく厳しい先生だったりするとスクールに通うのがちょっとしんどくなりますよね。
本気で教えてくれようとするのは嬉しいのですが、汚い字を直したいだけの人にとっては、あまり熱意のありすぎる先生は正直しんどいかもしれません。
先生との相性が悪いとモチベーションが下がってしまいます。
私の知人はスクールに行くたびにまったく興味のない習字教室の入校を進められて、げんなりしていました。
学生バイトレベルの先生だったら…
スクールには学生バイトレベルの先生もいます(先生の中にはアルバイトで講師をしている人も普通にいます)
「高いお金を払ってるのに、アルバイトの人に教えてもらうの?」って感じですよね。
大手の通信講座であれば添削してくれる先生も一定レベル以上の人なので、安心して指導してもらうことができます(公式サイトなどに経歴などを載せているところもあります)
私は通信講座を選びました
字がきれいになりたいと思い立ったとき、私は通信制のボールペン字講座を受講しました。
なぜかというと、当時の私はスクールに通って汚い字を直すという発想がなかったからです(ユーキャンの実用ボールペン字講座ブームでしたしね)
スキマ時間にコツコツ練習して、汚い字が十分満足できるレベルの字になったので、私は通信制を選んで大正解でした。
仕事や家事が忙しい人でも、スキマ時間ってそれなりにあるもんねー
もしもスクールを選んでいたら、通ったり先生とのやり取りが面倒になって、おそらく続いていなかったと思います(笑)
練習スペースや細かい指導が必要な書道であれば、スクールに通うメリットもありますが、
- 汚い字を直したい
- ちょっときれいな字を書けるようになりたい
この程度なら、通信制のボールペン字講座のほうがメリットが大きいと私は感じました。
東京で学ぶなら通信制ボールペン字講座一択かも
私の住んでいるような田舎であれば、人件費や家賃が安いので、東京都比べるとスクール料金も結構安いです。
すごく丁寧な先生で、料金も安く、評判の良い個人スクールもありました。
先生に話しを聞いてみると、ビジネスではなく趣味で教えているらしいです。
田舎だと、通信制よりコスパがいいかも?と思えるようなボールペン字教室に出会える可能性もあります(スクールまでは遠いので車で移動は必須ですが)
ただ、東京のように人件費や家賃が高い地域だと、スクールの質自体は同じでも、料金は高めになるケースが非常に多いです。
田舎のスクール | 料金は安め、質は東京と同じ |
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東京のスクール | 料金は高め、質は田舎と同じ |
通信講座 | 料金、質ともに田舎と東京で同じ |
こうしてみると東京に住んでいる人であればスクールよりも通信講座を選んだほうがコスパは良さそうですね。
汚い字を直したいのなら、スクールよりもまずは通信講座
汚い字を直したいだけなら、わざわざスクールに通う必要はありません。
ユーキャンのような定番のペン字講座を受ければ、汚い字を直すことはできます。
サイタで個人レッスンを受けたり、スクールに通ったりするは汚い字が直ってからにしましょう。
個人レッスンで高い料金を払っても人並みの字が書けるようになるまでは、通信講座とやることはほとんど変わりません。
- 通信講座で、まずは汚い字を直す
- さらに字がきれいになりたいなら、スクールで細かい添削や指導をしてもらう
この流れのほうがコスパもいいですし、効率よく短期間で字が上手くなります。